ブレーカーが落ちる原因とは
2025/09/01
突然ブレーカーが落ちてしまい、驚いた経験はないでしょうか。
電気が使えなくなると日常生活に支障が出るため、原因を把握しておくことが重要です。
本記事では、ブレーカーが落ちる原因について解説します。
ブレーカーが落ちる原因
契約アンペア数の超過
家庭や事務所などでは、契約しているアンペア数に応じて、使用できる電力量が決まっています。
電子レンジやエアコンなど、消費電力が大きい機器を一度に使用すると、契約の上限を超える場合があります。
その際、過電流を防ぐためにブレーカーが自動で遮断されます。
ブレーカが頻繁に落ちる場合、電力量が足りていない場合もあるので、電力の見直しや契約アンペア数の変更を検討しましょう。
漏電
配線の劣化や機器内部の異常によって、電流が本来の経路から外れて流れる現象を「漏電」と呼びます。
この状態が続くと、感電や火災の危険性が高まるため、漏電遮断器が作動してブレーカーが落ちます。
漏電が疑われる場合は、自分で判断せず電気工事士による点検を受けましょう。
短絡
「ショート」とも呼ばれ、電線同士が直接つながることで大電流が流れる状態です。
配線ミスや断線・コンセントの異常などが、おもな原因に挙げられます。
このような異常を感知すると、ブレーカーが即座に電気を遮断し、事故を未然に防いでくれます。
しかし、短絡は見た目で判断しにくいため、専門の確認が不可欠です。
まとめ
ブレーカーが落ちるのは、安全を守るための仕組みによるものです。
契約アンペア数の超過・漏電・短絡など、いずれも放置すると重大な事故につながる可能性があるため、注意しましょう。
『株式会社弥栄空設』は宮崎を拠点に、空調や電気・ダクト工事などを専門に手がけております。
高い技術力が必要となる施工にも対応可能ですので、ぜひご相談ください。