タコ足配線のリスクとは?
2025/08/08
家電製品の増加により、タコ足配線をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、そのまま使い続けると、思わぬ事故に発展するケースも少なくありません。
本記事では、タコ足配線のリスクについて解説します。
タコ足配線のリスク
発熱や発火
一つのコンセントに複数の電気機器を接続すると、使用電力が過剰になります。
その結果、コードやタップが発熱してしまい、絶縁部分が溶けたり発火したりするでしょう。
特に冬場は暖房器具の消費電力が大きい機器が多く、無理な接続が火災の原因になることもあるため、注意が必要です。
トラッキング現象
コンセントとプラグのすき間にほこりがたまり、そこに湿気が加わることで、火花が発生する現象です。
見た目に異常がなくても、突然の発煙や発火などを引き起こす可能性があります。
タコ足配線は差し込み口が多く、トラッキング現象が起こるリスクが高いため、定期的に掃除を行いましょう。
配線やタップの劣化
長期間使用されている延長コードやタップは、内部の導線や絶縁体などが劣化していきます。
タコ足配線によって常に電流が流れ続けると、劣化はさらに加速するため、注意が必要です。
見た目で問題がなさそうでも、古くなった器具は早めに交換することをおすすめします。
まとめ
タコ足配線のリスクは、発熱や発火・トラッキング現象・配線やタップの劣化などです。
普段の生活で見過ごされがちなタコ足配線ですが、火災や事故の原因となる可能性があるため、十分に注意しましょう。
『株式会社弥栄空設』は、宮崎にてダクト工事を手がけております。
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