ダクト工事の流れについて
2025/07/22
店舗やビルの空調・換気システムに欠かせないダクト工事ですが、実際の流れをご存じない方も多いでしょう。
工事は複数の工程を経て進行するため、事前に全体像を把握しておくことが大切です。
今回は、ダクト工事の流れについて解説します。
ダクト工事の流れ
① 現場調査と打ち合わせ
まず行うのは、現場の状況確認と設計内容のすり合わせです。
建物の構造や使用目的・ダクトの経路などを調査し、それに基づいた最適な計画を立てます。
施主の要望や予算・スケジュールなども、この時点で話し合っておくと、後々のトラブルを防げるでしょう。
② ダクトの製作・搬入
現場に合わせた寸法・形状でダクトを製作し、準備が整いしだい、現地へ搬入します。
工場での製作段階で、使用する素材や厚み・耐久性などを確認しておくことが大切です。
③ 設置
ダクトが現場に届いたら、実際の設置作業に移ります。
設計図に従って正確な位置に固定し、空調や排気の流れを妨げないよう、傾斜や距離を調整したうえで取り付けましょう。
高所での作業や狭所への取り付けが伴う場合もあるため、安全管理も十分配慮する必要があります。
④ 試運転
設置が完了すると、試運転を通じて正常に機能しているかを確認します。
空気の流れや漏れの有無・動作音の異常などをチェックし、不具合があればその場で手直ししましょう。
すべてのチェック項目をクリアすれば、引き渡しとなります。
まとめ
ダクト工事は、現場調査と打ち合わせを行い、製作・搬入・設置・試運転という流れで進行します。
どの工程も手を抜けない内容であり、それぞれがスムーズに連携することで、高品質な換気設備が実現可能です。
『株式会社弥栄空設』は、空間に合わせた総合施工サービスを提供しております。
宮崎でダクト工事を検討している方は、お気軽にご相談ください。