ダクト工事における注意点とは
2025/07/08
ダクト工事とは、建物内において冷暖房や換気を行うための配管を設置する工事のことです。
建物の快適性を保つうえで重要な役割を果たしていますが、工事の際に注意しなければならない点もあります。
今回は、ダクト工事における注意点について紹介します。
ダクト工事における注意点
他の吊り物と干渉しないか
施工図を作成する際、他の吊り物と干渉しない設計にすることが重要です。
特に工場や大規模商業施設などでは、1箇所のトラブルが工事の遅延につながってしまいます。
設計変更や現場でのイレギュラー対応とならないよう、十分に確認しておきましょう。
ダクトを過度に絞ったり拡張したりしない
ダクト工事では、過度に絞ったり拡張したりしないよう注意しましょう。
過度に絞ったり拡張したりすることで、ダクト内部で乱流が発生しやすくなります。
乱流が原因となり、効率の低下や騒音などが起きやすくなるため注意が必要です。
試運転の際は周りを養生する
試運転の際は吹き出し口の周りを養生し、周辺を汚さないようにしましょう。
動かした際、ダクト内部に溜まったホコリが吹き出す可能性があるためです。
試運転調整を行う前に、内部のゴミやホコリをできるだけ取り除き、内装を汚さないようにしましょう。
まとめ
ダクト工事では、他の吊り物と干渉しないようチェックし、過度に絞ったり拡張したりしないよう注意が大切です。
また試運転の際は周りを養生しておき、ホコリやゴミが吹き出さないようにしましょう。
『株式会社弥栄空設』は、ダクトや空調など室内のさまざまな工事を手がける会社です。
熟練のスタッフが、お客様の快適な環境づくりをサポートいたしますので、気軽にお問い合わせください。