ダクトが劣化する原因とは
2025/06/21
ダクトは、建物の快適性や安全性に関わる重要な存在です。
しかし、長期間使用してるうちに徐々に劣化が進み、性能が低下します。
長く快適に使い続けるためには、劣化の原因を理解し、早めに対処することが大切です。
この記事では、ダクトが劣化する主な原因を解説します。
ダクトが劣化する原因
結露
ダクト内外の温度差により発生する結露は、金属部分の腐食やカビの繁殖を招きます。
とくに冷房を多用する夏場は、湿気の影響を受け、ダクト内部に水滴がたまりやすくなるでしょう。
このような水分が残った状態では、素材の劣化が加速し、性能や衛生面にも影響が及びます。
ホコリや汚れ
空気とともに吸い込まれたホコリや油分などが、ダクト内部に少しずつ蓄積していきます。
定期的な清掃を行わない場合、これらの汚れがこびりつき、内部の通気性が悪化するでしょう。
汚れの蓄積は、部材の表面を傷める原因にもなるため、メンテナンスを怠ると劣化が進みやすくなります。
温度変化
ダクトは、温度変化により素材の膨張と収縮を繰り返し、長期的には金属疲労や継ぎ目のゆるみにつながります。
特に屋外に設置されている部分は、外気の影響を強く受け、劣化のスピードが速まるでしょう。
まとめ
ダクトの劣化は、湿気・汚れ・温度変化といった要因により進行します。
放置すると、空調効率の低下や健康への影響を招く恐れがあるため、定期点検と適切な管理を徹底しましょう。
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