ダクトが結露した際の影響とは
2025/06/05
ダクト内部や表面に結露が発生すると、トラブルが発生する可能性があります。
結露を放置すると、建物や設備などに悪影響を及ぼすため、注意が必要です。
本記事では、ダクトが結露した際の影響について解説します。
ダクトが結露した際の影響
水漏れ
結露によってダクトにたまった水滴が落ちると、水漏れの原因になります。
天井裏や壁の中に設置されたダクトからの水漏れは、シミや腐食などにつながるでしょう。
少しの水滴でも長時間にわたって放置すれば、建物全体へ影響が広がる恐れがあるため、早期の対処が重要です。
カビが発生する
湿気がこもる環境ではカビが生えやすく、結露したダクト周辺はその温床になりやすいです。
また断熱が不十分な場合、表面温度が下がりやすくなり、空気中の水分が付着しやすくなります。
そこにカビが発生し、空気中に胞子が拡散すると、アレルギーや喘息など健康被害を引き起こしてしまうでしょう。
換気効率の低下
結露が長期間続くと、ダクト内部に水分がたまり、空気の流れを阻害する可能性があります。
空気がスムーズに循環しないと、換気の効率が下がり、電気代の増加にもつながります。
効率的な空調運用を維持するためには、ダクト内部の状態を清潔かつ乾燥した状態に保つことが大切です。
まとめ
ダクトに結露が発生すると、水漏れやカビの発生・換気効率の低下など、さまざまな問題が生じます。
これらは設備だけでなく、建物や住人の健康にも影響を与えるため、異常を感じた時は早めに対応することが大切です。
『株式会社弥栄空設』は、宮崎でダクト工事を行っております。
ご要望を丁寧にヒアリングし、提案から施工完了までトータルでサポートいたしますので、ぜひご相談ください。