ダクトの形状と特徴
2025/06/01
一口にダクトといっても、形状ごとにさまざまな種類があるのをご存じですか。
空気の流れや設置環境に応じて、適切な形状を選ぶことで、空調効率が向上します。
そこでこの記事では、主なダクト形状とその特徴について解説します。
ダクトの形状と特徴
角ダクト
四角形の断面を持ち、天井裏や壁面などの限られたスペースに収まりやすい形状です。
そのため、都市部のビルや施設で多く採用されています。
ただし、角があることで空気の流れに抵抗が生じやすく、風速が遅くなる傾向があります。
丸ダクト
円形の断面を持ち、空気の流れがスムーズで抵抗が少ない形状です。
なかでも、帯鋼をらせん状に巻いて作られているスパイラルダクトは、強度と弾性に優れています。
また長さの制限が少なく、自由な長さで製作できることも特徴です。
これにより、空調効率の向上やエネルギーロスの低減が期待できます。
フレキシブルダクト
蛇腹状で曲げやすく柔軟な構造なので、比較的設置が簡単です。
そのため、他のダクトでは通しにくい狭いスペースや、複雑な経路への設置に適しています。
また、振動や騒音を吸収してくれるのも特徴の一つです。
主に、吹出口や吸込口など、器具ボックスとの接続部分に使用されています。
まとめ
ダクトには、角ダクト・丸ダクト・フレキシブルダクトなどの形状があります。
それぞれの特徴を理解し、適切な形状を選ぶことで、空調効率の向上や快適な室内環境が実現できるでしょう。
『株式会社弥栄空設』は、空調設備や照明器具の取付など、幅広い施工サービスを宮崎で提供しております。
お客様のニーズに応じた適切な施工とサポートをいたしますので、お気軽にご相談ください。